「スタンド・バイ・ミ―」:今頃観ました
「スタンド・バイ・ミー」。1986年公開のアメリカ映画。
当時、主題歌とともに話題となって大ヒットしました。
4人の男の子たちが大きな荷物を抱えて線路上を歩くシーンは有名ですね。
主題歌は歌えるくらい知っているのに、
映画はいままでTVの放映ですらみたことがありませんでした。
原作はホラー作家、スティーブン・キングのホラー短編集の中の一作
「THE BODY(死体)」。
この映画もホラーに属するのでしょうか?
「PG12」のサインがついていました。
主題歌と4人の少年たちのひと夏の冒険物語というCMからのイメージで、
少年たちのある夏の思い出を描いた爽やかな心温まる友情物語かと勝手に考えていました。
友情物語には違いありませんでしたが、イメージは随分違っていました。
一度聴いたら忘れられない主題歌も、
ずっとジョン・レノンの曲かと思っていたのですが、
アメリカのベン・E・キングという歌手が歌っていたのだそうです。
改めて聴くと、ジョン・レノンのとは違って、哀愁を感じる深みのある太い声。
いいですね。
実際に観て、「PG12」のサインもわからなくもない気がしました。
ホラーとまではいかないけれど、「死体」はやっぱりリアルだし、
死体に興味を抱くなんてちょっと病的ですしね。
少年の兄たちの不良仲間の行動も子供にはみせたくなかったかな。
それでも、少年4人のそれぞれが抱えるせつない悩みや境遇のどれかしらが、
誰でもが経験する何かにつながる気もして、
「PG12」となってはいるけれど、思春期の子供がみても、
人生についての何かを考えさせられる作品なのではないかと思いました。

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